みなさん通勤や通学などの移動時間はどのように過ごされていますか?
移動の手段としては、満員電車、車の運転、自転車、歩いて通勤など様々です。
SNSをなんとなく眺めているという方もいれば、手が塞がっているので音楽を聴いているという方などもいると思います。
通勤や通学の時間をなんとなく過ごしているとすれば、非常にもったいないことです!
この記事では、通勤通学などの移動時間活用方法についてまとめています。
スキマ時間も無駄なく勉強することで、あなたの理想に1歩でも多く歩みを進めましょう!
僕も、毎日の通勤時間をこの方法で勉強時間に変えています。

それでは続きからどうぞ!
本記事の内容
- 通勤通学時間の統計と活用方法
- 通勤通学時間におすすめ学習ツール紹介
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移動時間も勉強でスキルアップ

移動時間にスマホの操作や本が読める環境であれば、それらで勉強するのがもちろん一番よいです!
もし、通勤通学の時間になにもしていないのであれば、それってホントに損している計算になります。
通勤通学時間も積もれば山となる
総務省統計局などが通勤通学時間の統計を算出しています。
居住地や曜日によっても差はありますが、1日あたり往復1時間10~20分(片道35~40分)くらいが日本平均のようです。
【例】通勤通学時間が片道35分の場合
365日-120日(年間休日平均日数)=245日
往復70分×245日=17,150分=1年間の通勤通学時間は約285時間(11日と約21時間)
平均から算出していますので、仮に片道1時間かかるという方の場合は、年間20日程度も通勤通学時間として使っていることになります。
このスキマ時間を勉強に有効活用しない手はありません。
移動時間に画面を見るのが危険もいっぱい
乗り物内で下を向いて何かを読むと酔ってしまう方もいらっしゃるのでは?
自転車や満員電車なども、手が塞がっていたり身動きが取れなかったりします。
歩きスマホは危険ですし、運転中などは画面を見ることすらできません。
そこで、両手が塞がっていても安全な学習方法はありますのでご紹介いたします。
聴くだけ学習&速聴のすすめ
両手が塞がっていても耳は自由!
音楽を聴くことも気分転換には大切ですが、勉強におすすめするのが「オーディオブック」です。
本を開くことなく、『本の内容を読み上げてくれるツール』なので、移動時間には最適!
さらに、再生速度を1.5~3倍くらいで速聴すれば、脳内の言語領域が刺激されて思考速度向上も期待できます。
そこで、移動時の勉強に便利な2つのオーディオブックについて比較してみました。
比較したオーディオブック
- Amazonの「Audible(オーディブル)」
- (株)オトバンクの「audiobook.jp」
Audibleで耳から学習

「Audible(オーディブル)」とは、Amazonが提供しているオーディオブックサービスです。
本の内容を読み上げてくれるのは、プロの声優・俳優やナレーターが主なので聴き取りやすい!
読み上げも丁寧ですので、2~3倍速くらいで再生してもしっかり聴き取れますのでおすすめです。
\ 30日間無料体験を実施中 /
無料体験終了後は月額1,500円かかり、オーディオブックが聴き放題(一部対象外作品あり)となるされる仕組みです。
Audibleのメリット
Audibleのメリット
- 最初の1冊は無料で読める
- 書籍ラインナップが充実(40万冊以上、日本語の本は約1万冊)
- オーディオブックが聴き放題(一部対象外作品あり)
- 購入した本は退会後も読める
- 読み上げ速度変更可能(0.5~3.5倍速)
- 両手が塞がっていても勉強できる!
毎月1コイン(月額1,500円)の配布ですが、普通に購入すると1,500円以上する本も交換可能です!
また、交換したオーディオブックを返品することで違うオーディオブックを読むことができます。
返品可能な条件は、購入から365日以内かつ会員限定ということです。
正確な回数は非公開のようですが、毎月8~10回くらいまでは簡単操作で返品・交換ができます。(制限がかかった後も、お問い合わせフォームより返品可能との情報もあり)
月額会員は読み放題対象外のオーディオブックを30%オフで購入可能です。
Audibleのデメリットと対策
Audibleのデメリット
- 読み上げが丁寧だけど少し遅い(速聴で対策可能)
- スマホからの退会手続きはWEB画面から(アプリからは×)
- 寝落ちすると読んだ場所が行方不明(スリープタイマーで対策可能)
- 未使用コインは6か月の有効期限がある
- 普通に1冊買うと値段が高め(配布コインや返品交換で対策可能)
読み上げは丁寧でわかりやすいのですが、私としては少し遅く感じます。
再生速度を変更して、2倍速などで速聴がおすすめ。
なお、スマホアプリからの退会はできませんので、WEB画面を立ち上げて退会する必要があります。
また、寝落ちするとそのまま走り抜けてしまい、どこまで読んだか行方不明に...
スリープタイマー機能を使って30分とか章の終わりで切れるように対策しましょう。
月額会員のコインについて、未使用コインは6か月の有効期限があります。
期限内であれば、ずっと聴き続けたい1冊に巡り合うまで交換することも可能です。
Audibleは、普通に1冊買うと結構値段が高めなので注意が必要!
しかし、月額1,500円会員配布コインや、交換・返品サービスを上手に活用すれば本当は高い本もお得に読むことが可能になります!
ただし、この交換返品制度は本の貸し出しやオンデマンド(読み放題)制度ではありません。
例えば、聴いてみたらイメージと違っていたなど、ご自分に合った1冊を探すためのAmazon側の配慮ですので、節度のある使い方をしましょう。
\ 30日間無料体験を実施中 /
【関連記事】>>Audible(オーディブル)の使い方・買い方を画像で解説!iPhoneアプリは要注意
【関連記事】>>Audible(オーディブル)の返品・交換方法を解説【スマホもPCも簡単!】
audiobook.jpで耳から学習

株式会社オトバンクが提供するオーディオブックサービス、「audiobook.jp」についてご紹介します。
「audiobook.jp」と「Audible」はオーディオブックサービス同士でよく比較されていますね。
「audiobook.jp」も本の内容を読み上げてくれるのは、プロの声優・俳優やナレーターで聴き取りやすいです。
料金プランとして、「聴き放題プラン」と「月額会員プラン」の2つがあります。
聴き放題プランのメリットとデメリット
聴き放題プランのメリット
- 初回30日は無料で聴き放題(無料期間終了後は月額750円)
- 書籍ラインナップが約1万冊
- 読み上げ速度変更可能(0.5~4倍速)
- 両手が塞がっていても勉強できる!
聴き放題プランのデメリット
- 読み上げが丁寧だけど少し遅い(速聴で対策可能)
- 退会後は聴けなくなる
- 寝落ちすると読んだ場所が行方不明(スリープターマーで対策可能)
- 読みたい書籍がプラン対象外なことが多い
「聴き放題プラン」の最大の特徴は、値段の割に約1万冊聴き放題ということです。
しかし、「audiobook.jp」の全ての本が聴けるわけではありません。
例えば、メンタリストDaiGoさんの書籍は16冊登録がありますが、聴き放題プランで読むことができるのは1冊のみです。
正直なところ、私が読みたいと思う本に限ってプラン対象外ということが多く、私としては「聴き放題プラン」はおすすめできません。
月額会員プランのメリットとデメリット
「月額会員プラン」は月額330円~33,000円の範囲から選ぶことが可能で、支払い額に応じてボーナスポイントも付与されるという仕組みです。
月額に対するボーナスポイントの付与一覧表は次のとおり
月額料金 【 A 】 | ボーナスポイント 【 B 】 | 合計付与ポイント 【 A + B 】 | 実質割引率 【 B ÷ ( A + B ) 】 |
---|---|---|---|
330円 | 25ポイント | 355ポイント | 7.0% |
550円 | 60ポイント | 610ポイント | 9.8% |
1,100円 | 120ポイント | 1,220ポイント | 9.8% |
2,200円 | 250ポイント | 2,450ポイント | 10.2% |
5,500円 | 1,000ポイント | 6,500ポイント | 15.3% |
11,000円 | 2,450ポイント | 13,450ポイント | 18.2% |
22,000円 | 6,000ポイント | 28,000ポイント | 21.4% |
33,000円 | 9,000ポイント | 42,000ポイント | 21.4% |
(※ 現在、月額330円の新規受付は終了しています。)
割引率をみると「Audible」の30%オフを下回っています。
ただし、ボーナスポイント以外にも本によってはセール対象で半額になっていることも!
月額会員プランのメリット
- 書籍ラインナップが充実(日本語の本は約2万7千冊)
- 購入した本は退会後も読める
- 読み上げ速度変更可能(0.5~4倍速)
- 両手が塞がっていても勉強できる!
月額会員プランのデメリット
- 読み上げが丁寧だけど少し遅い(速聴で対策可能)
- 寝落ちすると読んだ場所が行方不明(スリープターマーで対策可能)
- 返品・交換が原則できない
- ポイント全額に6か月の有効期限がある
日本語の商品ラインナップがかなり充実しています!
「Audible」では聴くことのできない本が、「audiobook.jp」 にはあったりするのもポイントが高い点です!
しかし、私としては「Audible」と比較して不満な点が1つあります。
返品・交換が原則できないということです。
読んでみたらイメージと違うことはあるでしょうし、ボーナスポイントとセールのみでしか割引の恩恵を受けることができないということも意味します。
以上のように「Audible」と「audiobook.jp」をざっと比較してみました!
個人的におすすめな用途
- 月額課金で「Audible」を聴きまくる!
- 「Audible」で聴けない本の場合、「audiobook.jp」にあったりするのでチェック!
個人的な感想なので、無料期間に1ヶ月ずつでもご自身で利用して、オーディオブックを体験してみることを強くおすすめします!
スキマ時間活用術のまとめ
さいごに、この記事のポイントを再確認します。
ポイント
- 通勤通学時間は勉強時間にできる(片道30分だと年間10日分にもなる)
- 両手が塞がっていてもオーディオブックなら聴くだけ学習が可能
- 「Audible」は、返品・交換もできるのでおすすめ!
できることが限られるからこそ頭にも残りやすい!
運転中に繰り返し聴くだけでも記憶に残りますので、ぜひ一度お試しあれ。
どちらも無料体験できますので、お好みの書籍傾向に合わせて使ってみてください!
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