みなさんは日常や職場での人間関係において、苦手な人とか好きになれない人っていますよね?
今回、この記事でご紹介する対処法や解消法を実践することで、あなたのストレス要因を取り除くきっかけになるかもしれません。
私も思い込みを減らすことで、『苦手だなぁ』と感じる人への距離感の保ち方や考え方をポジティブに変えることができました。
この記事では、苦手な人への対処法や、苦手意識の解消法をご紹介します。
不要な対人ストレスを減らして、ライフスタイルを充実させましょう!
本記事の内容
- 仲良くなる必要性の再考
- 苦手意識との付き合い方
- 苦手意識の上書き方法
- 【印象アップテクニック】についてはコチラから
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必要ないならいっそ仲良くならなくてもよい
いきなり極端な話かもしれませんが、日常や仕事であまり関わりがないのであれば、苦手な人と無理してまで仲良くなる必要はありません。
苦手な人だと認識してしまっているのであれば、考え方を変えようとするのには大きなエネルギーを要します。
でも、あなたの周りには苦手な人よりも、そうではない人たちの方が多いのではないでしょうか?
苦手な人のことばかり考えて、振り回される必要はないのです。
嫌われてもよいと考える
無理をしてまで苦手な人に好かれようとするのは大変ですよね?
ここは割り切って、嫌われてもよいという考え方で自分の気持ちに正直になってみるのも大切です。
好感度がどんなにあろうと、すべての人から好かれる人なんていません。
承認欲求(周囲に認められたいという気持ち)や同調圧力(周囲の多数派に合わせなければという気持ち)を持たないようにしましょう。
人間関係の好き嫌いよりも、自分のやりたいことや、どうしていきたいという目的ベースで行動すればよいのです。
仕事と割り切ってビジネスライクに接する
最低限のコミュニケーションだけにして、ビジネスライクに割り切ってみるのもよいでしょう。
必要以上に関わらず、あなた自身のやらなければいけないことさえ相手にしっかりアプローチできていれば、わざわざ攻撃されることは少ないはずです。
ただし、苦手意識というものは、あなたの態度や表情から相手に伝わりやすいということは理解しておいてください。
相手に苦手意識が伝わると、お互いの距離は広がる一方です。
無理に仲良くはならなくてもよいですが、わざわざ嫌われる必要もありませんから。
ポイント
苦手な人に無理して好かれようとせず、一定の距離を保って目的ベースで行動する。
諦める前に苦手な理由を考えてみる
無理してまで仲良くならなくてもよいとは言いましたが、学校や仕事関係など、苦手な人を避けたくてもすべてを避けることなかなかできません。
ビジネスライクに接する前に、相手のことを苦手だと思う理由を考えてみることも大切!
苦手と感じている以上、あなたにとって気に入らない何かしらの引っ掛かりがあるということです。
過去のトラウマから苦手に感じる
過去に経験した嫌な思いがあなたの苦手のトリガーになっているかもしれません。
例えば、
『学生時代に自分を馬鹿にした人に声が似ている』
『前に怒られた人に顔や雰囲気が似ている』
『昔フラれたことのある異性に似ている』 など...
無意識のうちに過去の記憶と、それとは無関係なはずの目の前の人とを結びつけてしまうようです。
こうした先入観やトラウマによる思い込みは誰にでも少なからずあります。
自分の価値観は絶対ではない
あなたが苦手な人に感じている理由を、他の誰かに話したとしましょう。
他の誰かは、その理由に対して共感しないかもしれません。
さらに、あなたのように苦手だと感じる方が少数派という場合もあります。
あなたの考え方や価値観がすべて正解というわけではないのです。
思い込みは現実ではない
あなたが感じている苦手の理由は、あなた自身の思い込みや先入観によるものかもしれません。
最初は苦手だと思っていた人でも、『喋ってみると良いやつだった』なんて経験はありませんか?
思い込みは想像上の感情でしかなく、現実とは違います。
ポイント
思い込みや先入観による苦手意識は、目の前の現実とは無関係である。
苦手なイメージは上書きをすることで解消できる
思い込みや先入観を持たずに人と付き合うことは簡単なことではありません。
最初から苦手な人をゼロにするのは難しくても、苦手意識を薄くしたり解消したりすることは可能です。
お互いの共通点を増やすことで、共感や信頼といった感情を持つことができ、苦手意識を上書きすることに繋がります。
相手を知ることで興味が出る
思い込みで苦手意識を感じている場合、現実の相手を苦手フィルターだけで見てしまっているかもしれません。
苦手意識を解消したいと思うのであれば、思い切って距離を詰めてみるのもよいでしょう。

たとえばこんな風にしか見えていなかったとしても、一緒に話をしたりしているうち見え方が変わることもあります。
実は『見えないところで勉強したり、身だしなみも日ごろから手を抜かず頑張っている』という影の努力に気づき、尊敬できるところが見つかるなんてこともあるかもしれません。
また、取引先や上司に苦手な人がいるのであれば、下調べなど情報収集することで相手に興味がわき、共通点を見つけることで苦手意識を薄めることができます。
長所を探す習慣化
自分の価値観は正解とは限らないという話をさせていただきました。
価値観や感じ方は人それぞれであり、同じ人を評価したとしても違う感想を持つものです。
短所は見方を変えれば長所にもなりえます。
- 理屈っぽくてめんどくさい人 ➡ 論理的で裏付けがある人
- 自己主張が強くて協調性がない人 ➡ 積極的ですぐに行動できる人
こうした長所探しを習慣化させることで、相手の尊敬や信頼できるところを発見できます。
『それでもやっぱり苦手だ』という相手でも、長所や優秀な部分を見るようにして割り切って付き合っていけばよいのです。
相手の考え方は基本的にはなかなか変わらないので、あなたの考え方や捉え方を工夫していくことが必要です。
ポイント
長所探しや共通点探しを習慣化させ、相手を知ることで苦手意識は薄まる。
苦手意識へのポイントまとめ
さいごに、今日の内容をおさらいしましょう。
ポイント
- 苦手な人に無理して好かれようとせず、一定の距離を保って目的ベースで行動する。
- 思い込みや先入観による苦手意識は、目の前の現実とは無関係である。
- 長所探しや共通点探しを習慣化させ、相手を知ることで苦手意識は薄まる。
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