
本を読んだ方いいって頭ではわかってるけど…

読書って昔から苦手で…

勉強ができる人じゃないと読書なんて続かないよ
こんな方におすすめの内容です。
この記事では、すぐにできる読書継続のコツについてご紹介します。
私自身、昔から読書を習慣にしていたわけではありません。
しかし、読書は決してハードルの高いものではなく、今では毎日の習慣になっています。
簡単なコツを紹介しますので、本の知識を吸収して一緒に視野を広げましょう!

それでは続きからどうぞ!
本記事の内容
- ステップ①:完璧主義をやめましょう
- ステップ②:目的とレベルに合った選書
- ステップ③:生活とセットにして習慣化
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ステップ①:完璧主義をやめましょう


よし、まずはこの本を完璧に読破してやるぞ!
気持ちはわかりますが、普段から読書をしていないのであれば、途中で挫折する姿が目に浮かびます。
というわけで、最初からいきなり1冊を完璧に読むということはおすすめしません。
最初から全部読もうとしなくていい
「はじめに」から「最終章」まで真面目に順を追ってすべてを読む必要はありません。
慣れないうちは半分も到達せずに積読コースです。
手を抜くポイント①
- 目次で全体像をふわっと把握する。
- 太字やマーカーなどの強調部分を読む。
- 「つまり」「このように」などの接続詞の後を読む。
目次とは、言わばその本の館内マップです。
どこになにがあるのかくらいでいいので、ざっくりと把握しておきましょう。
また、著者は大切な文章を丁寧にマーキングしてくれていることがあります。
太字や接続詞後にある結論などを中心に読んでいくことで、著者の伝えたい要点を拾い読みしましょう。
気になる章やまとめから読み始める
順番に読み進める必要はないとお話ししました。
目次に目を通したのち、興味をそそられた章から手をつけてみましょう。
手を抜くポイント②
- 目次から読んでみたい章をピックアップ。
- 興味のある章の『まとめ』や『結論』から読む。
- 『まとめ』を知った上でその章を読む。
楽しめなかったり、興味が持てない本を継続して読むのは簡単ではありません。
まずは、その本を読むことが「おもしろい」と思える状態にすることが大切です。
そこで、興味がある章の『まとめ』から読むことで、自分の好奇心を刺激してあげましょう。
『まとめ』へのプロセスが気になれば、自然とその章を読み始めているはずです。
ステップ②:目的とレベルに合った選書


有名人もおすすめしてるし、レビュー評価も高いこの本から読み始めてみよう!
たしかに世間的には『良書』かもしれませんが、あなたにとって読みやすいかどうかが大切です。
どんなに内容がよくても理解できなければ意味がありません。
本を読む前に欲しい知識を決める
当たり前のことかもしれませんが、何のために本を読むかを明確にしましょう。
「売れ筋ランキング1位」や「見たことのある表紙」などはあなたの目的とは関係ありません。
選書のコツ①
- 欲しい『知識』や学びたい『分野』を明確にする。
- 学びたいと思った『理由』も明確にする。
- 『目的』や『目標』をメモした上で選書する。
『目的』や『目標』を明確にすることは、読書継続に欠かすことのできない要素です。
目的・目標設定の効果
- 読み切るための燃料になる。
- 読書のゴール地点が明確になる。
- 考えながら読み進めることができる。
モチベーションの維持だけでなく、ゴールをイメージして考えながら読み進めることが可能になります。
おすすめ本に惑わされずに入門書から
『目的』が決まったら、さっそく選書していきましょう。
ある程度ジャンルも本も絞り込める段階ですが、まだ注意が必要です。
書店のおすすめコーナーやランキング上位にあるからといって、読みやすい本とは限りません。
選書のコツ②
- 自分の知識レベルを把握する。
- 最初は入門書やマンガで解説シリーズで基礎固め。
- 章ごとに『まとめ』がある親切本は読みやすい。
最初から難易度の高い未知の分野に挑戦すると、途中で挫折してしまいます。
入門書から基礎知識を得ることで、高難度本の知っている箇所を飛ばし読みしていくことも可能になるでしょう。
選書の例
- まずは、基礎から要点もわかりやすい【人を操る禁断の文章術】
- 次に、マーケティングの心理トリガーを学ぶ【シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは】
- そして、人の意志と行動の関係性について数々の論文を用いて紹介してくれる【影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか】
また、章ごとに要点など『まとめ』がある方が、内容を小分けに理解しやすいです。
可能であれば、購入前に興味がある章を読み進めてみるのがおすすめ!
読みやすさの確認と、少し読んだことで『一貫性の原理』や『ツァイガルニク効果』を期待できます。
一貫性の原理とは
自分の発言や行動などに一貫性を求めてしまう心理傾向
ツァイガルニク効果とは
興味があることを中断されることで、続きがさらに気になってしまうという心理効果
ステップ③:生活とセットにして習慣化


他にもやりたいことがあって読書は後回しにしちゃいがち…
読書を特別扱いせず、生活の一部として連鎖的に組み込むことが大切です。
読みたい本や読み方がわかったら、より読書を継続していけるように習慣化しましょう。
習慣化は、ルールや仕組みを作ることで簡単にできてしまいます。
〇〇の時は読書ルール
読書習慣を持続しやすくするために、日常生活でいつも行っていることとセットにしてみましょう。
すでに習慣化できていることをトリガーにすることで、読書も継続しやすくなります。
読書トリガーとルール例
- 朝会社へ出発するためには1ページは読書が必要。
- 通勤中は必ずオーディオブックを聞く。
- 昼休みのランチ後は読書。
- 家族がお風呂に入っている間は必ず読書。
このように、強制イベントと読書をセットにするというルール作りが大切です。
ご自身の生活サイクルに合わせて組み立ててみてください。
また、始めることの手軽さは習慣化において大切なので、昼休みなど出先ならスマホでの『Kindle』などもおすすめです。
【関連記事】>>読書を習慣化!社会人にこそおすすめする2つの勉強ツールとその理由
時間に応じて2パターン作成
読書トリガーやルール作りについて説明してきました。
いざ生活に組み込んでみると、毎日必ず同じサイクルというわけにはいかないはずです。
サイクルがズレる例
- 朝寝坊
- 同僚とのランチ
- 残業
- 職場の飲み会
そこで、『時間がある時用のメニュー』と『時間がない時用のメニュー』を作成しておきましょう。
読書のやり方だけでなく、習慣化も完璧主義はおすすめしません。
時間がなければ、1ページや1単語だけにするなど調整しましょう。
読書継続のコツについてのまとめ
さいごに、この記事のポイントを再確認します。
ポイント
- 完璧主義をやめて、興味のあるところから読む。
- 目的を明確にして、今のレベルでも読みやすい本を選ぶ。
- 日常生活の習慣を読書トリガーとしてルール化する。
読書が苦手な方も習慣化して継続すれば自分の変化を実感できるはずです。
知識が増えると見える景色も変わっていきます!
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