ブログ収益化へ向けて誰もが通るのが「Google AdSense(グーグルアドセンス)」の審査です。
しかし、明確な審査基準は公表されておらず、苦戦されてる方もいらっしゃるのが実態...
私も1度目は不合格となり、2度目の審査で合格しました。
そこで、

審査に落ちてしまった方や、これから審査申請するという方にとって比較参考になるデータをご紹介します!
本記事の内容
- 当ブログの周辺環境
- アドセンス申請前に準備&注意したこと
- アドセンス合格までの記事投稿時系列
- アドセンス合格時と不合格時のスペック比較
- 不合格後に改善したこと
- 【ブログ記事作成の便利ツール】についてはコチラから
-
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当ブログの周辺環境について(2020年現在)
この記事作成時点での、当ブログの基本情報や、最初の申請までにやったことをまとめました。
1回目不合格から2回目申請にあたって、改善はしていますが大幅な変更まではしていないので、審査合格要件の基礎はクリアできていたと分析しています。
当ブログ基本情報
ブログソフト | WordPress |
サーバー | エックスサーバー |
ドメイン | .com |
テーマ | WING(AFFINGER5)【有料テーマ】 |
ブログ開設時より、この環境で運営しています。
収益化を目標としていたため、前評判の高かった「WordPress」と「エックスサーバー」の組み合わせを選択しました。
「はてなブログ」はGoogle AdSenseとの相性の関係でエラーや落選しやすいという情報もあったので、選択肢から外しています。
ちなみに「エックスサーバー」の契約プランは、最安にしてブログ運営機能充実のX10プランにしました。
運がいいことに、「エックスサーバー」のドメイン無料キャンペーンで「.com」を取得。
「WordPress」でブログを作成するにあたり、テーマを導入するとしないでは作業速度に大きな差が出ます。
有料テーマにはなりますが、「WING(AFFINGER5)」を導入。
デザイン性・カスタマイズ・使用者が増加傾向(情報が調べやすい)という観点から選びました。
また、SEO対策もしっかりされているという点も高評価でした。
初期設定である程度スタイリッシュなブログデザインになり、テーマの使用感としても不自由なく運営できています。
他にもテーマはあるので、ご自分で気に入ったものを選ばれたら良いです。
参考に、「WING(AFFINGER5)」のリンクを貼っておきます。
アドセンス申請前に準備したこと
Google AdSenseの審査基準は明確ではありませんが、口コミや体験談を基に準備した項目をお伝えします。
- ブログ記事を5本作成
読者の悩みを解決するというテーマで記事作成を行いました。
記事作成は初めてだったので、自分で解説しやすいジャンルに絞っています。
他の合格者さんのブログを調べたところ、
- 1,000文字以上の記事を10~15本
- 1,000文字以上の記事を5本
- 2,000文字以上の記事を20本 など...
合格時の文字数や記事数には結構バラツキがありました。
記事のジャンルや内容の充実度によって必要数にも影響が出るのではないでしょうか。

とりあえずの目安を決めて複数回申請するつもりで短期的な目標を定めました。
審査申請1回目までに作成した記事はつぎのとおりです。
【記事1本目(1,284文字)】
【記事2本目(4,573文字)】
【記事3本目(4,865文字)】
【記事4本目(6,671文字)】
【記事5本目(4,025文字)】
- プロフィール作成
ブログトップのサイドバーに下のような自己紹介を掲載したのみで、プロフィールページまでは設置していません。
- お問い合わせフォーム作成
お問い合わせフォームの作成はとっても簡単です。
「Contact Form 7」プラグインなら数分で作れますので、こちらの記事を参考に作成しちゃってください。 アコドンWordPressのブログに「お問い合わせフォーム」を設置するのはホントにかんたん! ブログを開設してすぐは、何から手をつけていいか混乱しますよね? 焦らずにできる ... 続きを見る
WordPressでお問い合わせフォーム導入!「Contact Form 7」プラグイン(初心者向け)
- サイトマップ
サイトマップには、
- ユーザー向けの視覚的なサイトマップ
- 検索エンジンへサイト構造を伝えるためのサイトマップ
以上の2種類があります。
私はユーザー向けは作成せず、検索エンジン用のみ作成。
「Google XML Sitemaps」プラグインを導入して作成し、「Google Search Console」にも設定しました。
- Google Analytics
ブログの閲覧数など管理のためにも、ブログ開設時に登録・設定してしまいましょう。
- プライバシーポリシー作成
AnSense プログラムポリシーの中にも必須コンテンツとして、サイトのプライバシーポリシーが挙げられています。
プライバシーポリシーとは、個人情報保護に関する考え方・方針を示すものです。
- 個人情報の取り扱い
- 利用目的
- 第三者への提供(広告等) など...
とりあえずはググってコピペでも良いです。
私自身もGoogle先生に真っ先に教えていただいた、
【コピペでOK】プライバシーポリシーの書き方|AdSense・Analytics対策
参考サイト;アフィリエイトで会社の外にも収入源を【liberty-life-blog】
という、きゃぷてん様のブログを参考にアレンジをしております。
また、私のブログのプライバシーポリシーをコピペしていただいても結構です。
「ブログのURL」をご自分のブログURLへ変更するのと、アフィリエイトがまだという方は「広告の配信について」を一旦削除しておけば完成です。
固定ページに貼り付けて、タイトルをプライバシーポリシーとしておきましょう!
- ブログサイトのSSL化
ブログURLの最初が「https」となっていればSSL化できています。
SSL化とは、サイト全体の通信を暗号化するということです。
「http」のままだと、第三者によってブラウザとサーバー間のデータを読み取られる可能性があります。
Google自体も「https」のSSL化を推進しており、Google AdSense審査においても必須条件と言えます。
アドセンス申請前に気をつけたこと
Googleが示すルールを守ることと、合格までは他のアフィリエイト広告は貼らないようにしました。
Google AdSenseを導入するにあたり、AnSense プログラムポリシーを守るのは大前提です。
コンテンツポリシー
AdSense プログラムポリシーのうち、違法コンテンツや制限コンテンツについての項目です。
もし、ご存知なければ一度読んでみてください。
主に、
- 違法なコンテンツ
- 違法行為を促すようなコンテンツ
- 性的なコンテンツ
- 暴力的なコンテンツ など...
ブログ読者のダークサイドを刺激するようなコンテンツは大概制限されます。
記事を作成するにあたり、文章だけでなく画像にも違反がないように気を配りました。
アフィリエイト広告の設置は我慢
アフィリエイト広告はGoogle AdSense審査前から貼ることはできますが、私は念のため合格まで登録すらしませんでした。
広告があると必ずしもダメというわけではありませんが、不安要素は省いておきましょう。
アドセンス合格までのプロセス
1回目のアドセンス審査申請までに、上で書いたことはすべて導入済みです。
ブログ開設から合格までの27日間を時系列でまとめました。
2月4日 | ブログ開設 |
2月8日 | 記事1本目(1,284文字)投稿 |
2月10日 | 記事2本目(4,573文字)投稿 |
2月13日 | 記事3本目(4,865文字)投稿 |
2月17日 | 記事4本目(6,671文字)投稿 |
2月26日 | 記事5本目(4,025文字)投稿 |
2月26日午前2時頃 | Google AdSense申請1回目 |
2月26日午後5時30分頃 | Google AdSense不合格通知 |
2月28日 | 記事6本目(3,405文字)投稿 |
3月1日 | 記事7本目(2,714文字)投稿 |
3月1日午前2時頃 | Google AdSense申請2回目 |
3月1日午後7時頃 | Google AdSense合格通知 |
2回ほど審査申請を行っていますが、私の場合は両日とも半日程度で審査結果が返ってきました。
記事の投稿頻度は2~9日くらいで、週に1~2本といったところです。
アドセンス申請時スペック比較と改善したこと
アドセンス審査1回目の不合格を受けて、私なりに改善したことをお伝えします。
不合格の際の文面は次とおりです。
以上より、内容としてはAnSense プログラムポリシーの要件を満たしていないことが記載されています。
コンテンツ違反なのか、ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに求める記事の品質が足りなかったのか、などの具体的な不合格理由は明記してありません。
申請1回目と2回目の比較表
明確な審査基準はわかりませんので、とりあえず不合格時と合格時のスペックを比較してみました。
項目 | 不合格時点 | 合格時点 |
ブログ運営日数 | 23日 | 27日 |
カテゴリ数 | 2つ | 3つ |
記事投稿数 | 5本 | 7本 |
記事総文字数 | 21,418文字 | 27,537文字 |
1記事辺り平均文字数 | 約4,283文字 | 約3,933文字 |
日平均PV数(自分は除外) | 10PV程度 | 10PV程度 |
プロフィール | 〇 | 〇 |
お問い合わせフォーム | 〇 | 〇 |
サイトマップ | 〇(検索エンジン用のみ) | 〇(検索エンジン用のみ) |
プライバシーポリシー | 〇 | 〇 |
ブログSSL化 | 〇 | 〇 |
PV数は合否にあまり影響していないようです。
記事前半でお伝えしたサイトの周辺環境整備をやった上で、ユーザーの利便性向上の記事を1,500文字以上で5本くらい作成するという辺りがボーダーラインと推測できます。
ただし、記事2~3本で合格された方もいらっしゃいますので、内容に自信があればどんどん申請してみても良いです!
不合格を受けて改善したこと
私のブログにコンテンツポリシーに違反してような項目は見当たらず、記事数と内容が要件を満たしていないと判断しました。
不合格から4日間で改善したことは次のとおりです。
- カテゴリを1種類追加
不合格時点では、「心理テクニック」と「生活効率化」という2カテゴリでした。
ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインを参考に、サイトの付加価値向上のために「ブログ」についてカテゴリを追加しました。
ユーザーの利便性向上という意味で、ブログ運営への体験アドバイス記事の充実で補おうと考えたからです。
- ブログ記事を2件追加
不合格時点での記事数は、「心理テクニック」が4本、「生活効率化」が1本の合計5本でした。
ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインを参考に、「心理テクニック」記事の内容が重複してると判断されている可能性を考え、「ブログ」について記事を追加しました。
追加した記事は次の2本です。
【記事6本目(3,405文字)】
【記事7本目(2,714文字)】
- ブログデザインを少し変更
実際にデザインを比較してみます。
まずは不合格時点のデザイン
次に合格時点でのデザイン
変更点としては、
- ブログのテーマカラーを少し手を加えた。
- ロゴ画像をブログタイトル部分に埋め込み、記事が目に入りやすくした。
といったように、大きな変更はしていません。
私の場合は以上の3点のみの改善で、不合格から4日後に合格できました。
やはり、ブログの周辺環境整備と類似しない疑問解決系の記事がポイントですね。
アドセンス申請合格基準の謎まとめ
さいごに、Google AdSense審査のポイントを箇条書きでおさらいします。
審査対策のポイント
- お問い合わせフォーム設置
- サイトマップを検索エンジンへ送信
- プロフィール作成(簡易紹介でもOK)
- プライバシーポリシー設置(おそらく必須)
- ブログサイトのSSL化(https化)(おそらく必須)
- サイトデザインをユーザー目線でわかりやすくする
- AdSenseプログラムポリシー(コンテンツポリシー含む)を守る
- ユーザーの疑問を解決する記事を作成
- 記事の目安は1,500文字以上を5本
- 類似内容の記事はカウントされない可能性あり
- PV数は気にしなくてもよい
- 「WordPress」は審査時にエラーになりにくい
不合格通知から特に変更せずに申請したら合格したという報告もあり、審査員や審査AIの基準は日々多少の変更があるのかもしれません。
「悩むより行動」です。
何度も挑戦できますので、ある程度ブログが充実したら一度審査申請してみましょう!
書籍でGoogle AdSenseの仕組みや運用を学ぶならこの2冊をおすすめします。
おすすめ書籍
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