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過剰な親切は不要!いい人で損する人間関係から「断る勇気」で卒業しよう

過剰な親切は不要!いい人で損する人間関係から「断る勇気」で卒業しよう

みなさんも友人や職場での頼み事やお誘いに対して、「正直めんどくさい」と感じるときってありますよね?

とはいえ、「嫌われるかも」という心理が働いてしまい、断りにくいという人は僕だけではないはずです。

この記事では、そんな損するいい人や過剰な親切から脱却する思考方法をお伝えします!

プライベートや職場での人間関係を、あなたにとって有意義なものにしていきましょう。

あなた1人がすべてを抱え込む必要なんてありませんよ!

アコドン

それでは続きをどうぞ。

本記事の内容

  • 断る勇気と断り方とは?
  • 相性の法則とは?
  • 過剰な親切は不要!

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断る勇気を持ちましょう

断る勇気を持ちましょう

相手のことを考えるあまり、自分のことを疎かにしては本末転倒です。

損するいい人にならないように、嫌なことは勇気をもって断りましょう

自分の状況を具体的に説明し、相手を傷つけないよう感謝の意志を加えると断りやすいです。

あくまで柔らかく断りの意志を伝えてみます。

部分的に受け入れて一部は断る

それでも断りにくい時や、断ると周りに迷惑がかかる時などは、一部受け入れて一部断りましょう

まずは相手の要望を尊重した上で、自分の妥協案や代替案を具体的に提示します。

お互いの事情を共有し、妥協点を見つければ人間関係に支障はきたしません。

また、「~じゃないとできません。」ではなく「~ならできます」というように、ポジティブな表現を用いると効果的です。

同じことを言っているはずなのに、受け取る相手にはポジティブに伝わって印象も良くなります。

言い換えの例1

今日中には間に合いません。

➡ 明日中にならできます。

言い換えの例2

忙しいのでこれだけしかできません。

➡ 他の業務も考慮するとこれくらいなら手伝えます。

言い換えの例3

別の用事もあるので1時間で帰ります。

➡ 先約がありますが、1時間なら参加できます。

一旦時間を置いて冷静になる

面と向かって頼み事をされたりすると、プレッシャーを感じてしまいますよね。

断ることや、即答が苦手な人は一旦時間を置いてみるという戦略です。

プレッシャーなどでパニック状態の場合、冷静な返答ができない場合があります。

ただし、時間の置き過ぎは印象悪化になるので、「明日回答します」といったように、自分で返答期限を作りましょう

具体的に期限を決めることで、一旦回答を保留することに対して相手の了解を得やすくなります。

無理なときはきっぱり断る

どんなに時間を置いたり、考えたりしてもあなたにとって無理なお願いもあります。

そんな時はお互いのためにも、ズルズルと返答を期日を引き延ばしたりせず、きっぱりと断りましょう

仮に、相手が感情的だったりハラスメント気味なのであれば自己防衛は必要です。

逃げ道や根回しなどの保険を掛けておくことも戦略の一つ。

スマホのおかげで録音へのハードルも低いので、証拠として残すという方法もあります。

おすすめの関連書籍

>> なぜか印象がよくなるすごい断り方

断るのが苦手な方でも、断り方のテクニックを知ることで、印象を無駄に悪くせずに断ることができます。

仕事だけでなく、日常や友人関係においても、こちらのコミュニケーション術はとても参考になりますよ!

嫌われることを恐れているあなたへ

嫌われることを恐れているあなたへ

相性の法則というものをご存知でしょうか?

相性の法則とは

【 相性の良い人 : 相性の普通の人 : 相性の悪い人 】の割合が、

一般的には【 2 : 7 : 1 】 または 【 2 : 6 : 2 】 となることを指す。

つまり、基本的には100%他人に好かれる人などいない。

あなたがどんなに嫌われないようにしても、1~2割の人には好かれないということです。

また、相性の良し悪しは生涯固定されるわけではありません。

その時は相性が悪くても、その後の行動や時間の経過で、相手との関係性も変わってくることもあります。

相手とあなたがどのような関係性かにもよりますが、断ったら嫌われるかもしれないという可能性にしか過ぎません。

あなたの目的は何なのか、あなたはこれからどうしていきたいのか、ということに重点を置いて割り切ることが大切です。

過剰な親切は必要ありません

過剰な親切は必要ありません

相性の良し悪しはあっても、人として多くの人に好かれたいと思うことはおかしなことではありません。

ですが、損するいい人は過剰な親切をしてしまっている場合があります。

人に喜ばれたいあまり、必要以上に自己犠牲してしまうのかもしれませんが、実際はその労力ほどの見返りはないものです。

こちらの記事でも、「助ける側」と「助けられる側」の認識のズレを基に、親切にする際のルールなどがまとめてありますよ!

【関連記事】>> 助け合いに関する認識のズレとは?親切にする際のルールと注意点!

相手の立場で考えてつつ対等に付き合う

自分が我慢すればいいと思う前に、まずは相手の立場から理由を考えてみましょう

相手の立場だとして

  • なぜあなたに頼んだのか?
  • あなたでないといけない理由はあるのか? など

理由なんて、たまたま近くにいたのがあなただっただけかもしれません。

最初から我慢するのではなく、冷静にかつ対等に状況を見極めましょう。

尊敬の念を込めながら、こちらの意見も主張して妥協点を一緒に探せばよいわけです。

自分がどうしたいかという目的ベースで考える

相手のことを考えすぎるあまり、自分の目的や意志を忘れてはいけません

相手からの頼み事を受け入れるということは、あなたの貴重な時間を割くということです。

あなたの貴重な時間を潰してまで、手伝う価値のあることなのか、冷静に考えて判断してください。

また、相手からの理解を得るためには、自分自身の意見を具体的に主張することが必要です。

相手とあなたの具体案がないことには、妥協案へ行きつくことができません。

周囲にも助けを求めてみる

そもそも、あなた1人が抱え込む必要なんてありません。

チームで仕事や活動をしていたとすれば、なおさらです。

あなた1人で抱え込んだことで、仮にあなた自身が潰れてしまった場合、チームにとってはそっち方が迷惑です。

仕事を頼まれたときも、一部は受け入れてつつも、「一部は他の方にお願いしてもらえませんか?」といったような妥協案を提示して周りへ分散すればよいわけですね。

周囲に罪悪感を感じる必要はありませんが、相手への尊敬の念と共感意識はしっかり持ちましょう

GIVE&TAKE(ギブアンドテイク)の精神で、周りに助けてもらったら次の機会にはあなたが助ける側になればよいのです。

おすすめの関連書籍

>> GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代

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「とにかく与えなさい」みたいな単純な内容ではなく、損するギブアンドテイクからあなたを卒業させてくれることでしょう。

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いい人をやめるためのポイントまとめ

さいごに、この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 具体的な理由があった方が、断ったり妥協案を見つけやすく、共感も得やすい。
  • ポジティブな表現で、一部妥協案へと誘導する。
  • 100%他人から好かれる人なんていない(相性の法則)。
  • 過剰な親切にならないよう、自分の目的や意見を尊重する。

勇気を持って断ったり、周囲に助けを求めることは、あなたが成長する機会を増やすことへと繋がっていきます。

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