
平日は仕事、休日は家族サービスで忙しい…

毎日やることだらけで資格勉強なんてする時間ないよ…

時間もないし、去年の仕事の進め方と同じでいいや!
こんなお悩みの方におすすめの内容です。
この記事では、忙しいという人の心理傾向と対策についてご紹介します。
終身雇用制度に信用がおけなくなった現代において、プライベートの時間などで自分の価値を高めたり、副業を行うことが普通の世の中になってきました。
そうは言っても、「時間がない」ということを言い訳にしてチャレンジしない人たちは、私の周囲にもいらっしゃるのが実態です。
結論から申し上げますと、「時間がない」を言い訳にしている人は、時間があったとしても進捗状況には大して変わりありません。
そして、今度は「次の言い訳を探してしまう」という悪循環を繰り返すだけです。
まずは、時間がないと感じる理由を事実ベースで明確にしないといけないよ~

それでは続きからどうぞ!
本記事の内容
- 『時間がない』は言い訳
- 現在志向と現状維持はNG
- 時間の使い方と作り方
-
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『時間がない』は本当に言い訳

忙しいと言う人は、果たして本当に時間がないのでしょうか?
答えは冒頭にも述べましたが、できない・やらない自分に『言い訳』しているだけです。
時間はみんな平等
『言い訳』でよくあるのが、『時間がない』というワード。
ところが、時間は1日24時間で老若男女平等です。
仮に平日が次のような場合、
(例)平日の時間配分
- 睡眠 ・・・ 8時間
- 仕事 ・・・ 8時間
- 残業 ・・・ 4時間
- 通勤 ・・・ 往復1時間
この他にも、お風呂や朝の支度などもあるでしょう。
結果、このスケジュールなら約2時間も自由時間があることになります。
さらに、スキマ時間が有効活用できるかどうかが重要です!
スキマ時間活用の例
- 移動時間はオーディオブックなどで読書
- 仕事の合間の昼休みも読書や資格勉強
このように、自由に使える時間自体は、長さに差はあるものの誰にでも存在するわけです。
勉強や副業に取り組む人たちは、スキマ時間の使い方がとっても上手です!

【関連記事】>>【移動時間活用術】通勤通学やスキマ時間も効率的に学習するコツ
現在志向と現状維持はNG

時間があったとしても、やるべきことがやれない人もいます。
そんな方は次の心理傾向に注意してください。
注意すべき心理傾向
- 現在志向バイアス
- 現状維持バイアス
現在志向バイアスの罠
意志が弱い人が陥りがちなバイアスからご紹介します。
現在志向バイアスとは
未来の利益よりも、目先の利益を優先してしまう心理傾向。
例えば、
現在志向バイアスの例
- 痩せようとダイエットしているつもりが、目の前のポテチやケーキに手を伸ばしてしまった。
- 資格の勉強をするつもりが、Youtubeで気になる動画を見始めてしまい止まらなくなった。
このように、未来を過小評価し、目の前のことを過大評価しているとも考えられます。
現在志向バイアスへの対策
現在志向バイアスの対策1
人は目先の利益を優先しやすいということを意識しましょう。
自分の目的や目標に対して、今がどういう状態か判断できます。
現在志向バイアスの対策2
悪習慣のトリガーを見つけましょう。
お菓子を家から無くしたり、勉強の時はスマホやパソコンを遠ざけるなど…
おすすめの関連書籍
誘惑に負けないためには、「意思力」について理解し、コントロールすることが重要です。
こちらの書籍では、「意思力」について科学的に解説し、その高め方についての実践方法も教えてくれますよ!
活字が苦手な方にも、こちらの図解版がわかりやすくておすすめです!
現状維持バイアスによる損失
人は得することよりも、損をすることを嫌います。
現状維持バイアスとは
得する可能性よりも、損しない現状維持を優先してしまう心理傾向。
変化への労力や、失敗した時の損失などを回避したいという考えが影響しています。
現状維持バイアスの例
- 定時に帰れているし、わざわざ勉強しなくても今の職場のままでいいや。
- 前任者からの業務ルールだし、多少面倒でもこのままのやり方で作業しよう。
時間を作り出そうとしなかったり、時間があっても無駄に過ごす原因になります。
基本的には変化するよりも、そのままの方が「楽」だと考えているわけです。
現状維持バイアスへの対策
現状維持バイアスの対策
長期的な目線で考え、このままだと将来どうなるか想像してみましょう。
大企業のリストラニュースなどからもわかるように、終身雇用制度は崩壊し始めています。
今は良くても、あなたの会社が10年後も存在している保証はないのです。
こうした思考にまつわるワナについて、さらに掘り下げて学びたい方はコチラをどうぞ!
おすすめの関連書籍
行動経済学の名著であり、組織や周囲に安易に流されないためにも必読の一冊です。
私たちの日常の行動や思考は、無意識のうちに間違った判断をしたりします。
こうしたバイアスの存在を知ることで、日々の選択に対して批判的な思考を持つことができるようになりますよ!
時間の使い方と作り方

ここまで、忙しいを言い訳にする理由を解説してきました。
バイアスを排除して前に進むにあたり、具体的にどう取り組んだら良いのかをアドバイスします。
時間の使い方と作り方
- 優先順位をつける
- シングルタスクで集中する
- ムダを省き効率化
優先順位をつける
仕事もそうですが、仕事以外にも優先順位をつけましょう。
優先順位をちゃんと管理しないと、各業務ノルマの期限に間に合いません。
この考え方は仕事以外も同じです。
例えば、
読書で知識をつけて、副業に挑戦したい!
これが本業以外の最優先事項だと仮定します。
最優先事項を後回しにしなければいけないほどの重要事項を除き、その他すべては邪魔な予定となります。
タスクに優先順位をつける
- プライベートも最優先事項に注力!
- 仮に邪魔が入った時用の短時間プランの作成
急な残業などで普段の予定が狂うことも想定し、最優先事項に少しでも取り組めるような短時間プランも事前に作っておくことをオススメします。
【例】1章だけでも読書すれば当日ノルマクリア
【関連記事】>>今日から始める読書継続のコツ!少しの工夫で簡単に習慣化できます
シングルタスクで集中する
忙しいと感じる理由としても、マルチタスクになりすぎている可能性が考えられます。
先ほどの優先順位を設けるだけでなく、シングルタスクを心掛けましょう。
無意識に頭の中をマルチタスクにしてくるアイテムに気をつけてください!
時間浪費への誘惑
- スマホ
- テレビ
- YouTube など...
特にスマホは、
スマホの誘惑
- SNS
- LINE
- ゲームアプリ
- ニュースアプリ など...
とにかく集中力が散漫になる要素だらけです。
シングルタスクで集中する際、視界に入らないよう引き出しにしまいましょう。
スマホの通知は、緊急連絡を除いて基本的にはすべてオフがおすすめだよ!

ムダを省き効率化
すべてのことに『効率化』思考で向き合ってみましょう。
効率化思考の効果
- タスク処理速度が上がる
- 時間を生む
日常から効率化思考で取り組むことで、処理速度が上がるだけでなく、理由が明確でない無駄な作業などにも違和感を感じることができるようになります。
そして、とことん無駄を排除しましょう。
効率化の効果
- 長い通勤時間
- 優先順位下位の業務
- 生産性のない職場の飲み会 など...
これらを活用できていればよいですが、基本的には無駄な時間です。
不要なものをやめる勇気を持つことで、時間を生み出すことができます。
【関連記事】>> 過剰な親切は不要!いい人で損する人間関係から「断る勇気」で卒業しよう
忙しい人の心理傾向と対策のまとめ
さいごに、この記事のポイントを再確認します。
ポイント
- 時間がないというのは言い訳だと意識する。
- 長期的な目線思考し、目先の誘惑トリガーを排除する。
- 優先順位、シングルタスク、効率化により無駄の削減。
言い訳をすることよりも、できなかった理由に着目しましょう!
効率化のきっかけや、時間の使い方に改善点が見つかりますよ。
この他にも、自分の意識を変えるための記事をこちらにまとめています。